オオオナモミ

「ひっつき虫」と呼ばれるトゲトゲしたものはこの花の果実部分のこと。動物や人間にひっついて運ばれたり、水に浮くので川の流れに運ばれたりして繁殖しています。現在よく見られるオオオナモミは実は外来種で、在来種のオナモミは絶滅危惧種となっています。

セイタカ
アワダチソウ

有名な秋の草花。これだけ広まった理由は種の量が膨大で、かつ地下茎には他の植物を駆逐する除草剤の成分も含まれているからです。かつてはものすごい勢いで繁殖していましたが、地下茎はある程度伸びると自分自身がその成分にやられてしまうため現在は丸くなった、というおもしろい経緯を持つ花でもあります。